「ち」から始まる東岐波の方言

【心に海や自然が浮かんでくる、表現豊かな「ち」から始まる東岐波の方言】

方言 意味 用例
ちいたー 少しは ちいたー、世の中の役に立っちょる。」
ちーと 少し。「ちっと」とも言う。 「わしの方がちーと少のーないかのー。」
ちこー 最近 「カブトガニはちこー見てないのー。」
ちじこむ 小さくなる 「カニが穴の中にちじこんで隠れた。」
ちそ 紫蘇 ちその葉。」
ちばける ふざける 「子どもがちばけて、ガラスをめいだ。」
ちびっと ほんの少し。「ちょびっと」とも言う。 ちびっと寒い。」
ちびる 摩耗する。すり減る。  「タイヤがちびた。」
ちみきる つねる。「ちみぎる」とも言う。 「わるさをしたら、ちみきるど。」
~ちゃ ~だ 「えーことばっかりあるっちゃ。」
ちゃくな 横着な ちゃくなことを言うな。」
~ちゃげる ~してあげる 「忙しそうじゃけー、てつだっちゃげる。」
~ちゃった 尊敬語 ~された 「先生が言うちゃったことを忠実に実行した。」
ちゃばちゃばいう うるさくしゃべる 「うるさいけー、朝からちゃばちゃばいうな。」
~ちゃり ~してあげなさい。「~ちゃれ」とも言う。 「ぴしっと言うちゃり。」
~ちゃる ~してやる 「びんぼくしちゃるけー。」
ちゃんちゅー デコぴん ちゃんちゅーをされたら、あおじになった。」
ちゅうれん 腰から上の高さの窓 「うちにはちゅうれんがある。」
ちょー ちょっと ちょー待ってーや。」
~ちょく ~しておく 「カイロをコンビニで買っちょく。」
~ちょけ ~しておけ 「薪を割っちょけ。」
~ちょる ~している  「元気でやっちょるかの?」
~ちょるけー ~しているから 「そんなことしちょるけー、えーことにならんそいや。」
~ちょれ ~しておけ 「今に見ちょれよ。」
ちょっきし ちょうど。「ちょっきり」とも言う。 「計算がちょっきしおーた。」
~ちょった ~した 「早めに行っちょった。」
~ちょらん ~してない 「長い間しちょらん。」
ちょんぎす キリギリス ちょんぎすがないた。」
ちりし ちりがみ。ティッシュペーパー。 ちりしで鼻をかむ。」
ちんぐー 親友 「あんなとはちんぐーじゃけーのー。」
ちんまい (大変)小さい 「ぶちちんまいもみだれが釣れたでよ。」

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